ヤクルトのバレンティンがリーグ一番乗りの30号2ランを放った。

 1回2死一塁、フルカウントから139キロの低め直球をすくい上げた。左中間スタンド中段に届く特大弾に「シーズンの最低限の目標は達成できました」。ローズに並ぶ外国人2人目の7度目30号到達に「誇りに思っている」と話した。3回には右中間へ適時二塁打。両リーグ一番乗りで100打点にも到達した。

 ▼バレンティンが13年以来4度目のリーグ30号一番乗り。シーズン30号は3年連続7度目となり、通算7度は史上10位タイ。外国人選手ではローズ(オリックス)の最多記録に並んだ。また、自身5年ぶり2度目の100打点もクリア。球団記録の131打点を挙げた13年はチーム108試合目で100打点に到達したが、今年は同104試合目と過去を上回るペースとなっている。