ヤクルト山田哲人内野手が、自身5本目の満塁本塁打を放った。

2-0の2回1死満塁、フルカウントから広島岡田の内角150キロを左翼席へ運んだ。「打った瞬間、いったと思った。そこまで状態はいいとは思わないけど、ああやって内角をさばけて結果が出ているので、それなりのスイングができていると思う」と納得の表情。犠飛を含め2安打5打点には「今日は自分の思った以上の結果がでたので良かったです」とうなずきつつも、逆転サヨナラ負けに「残念でしたね。勝ちたかった、今日は」と唇をかみしめた。

トリプルスリーの達成条件の1つでもある「30本塁打」にリーチはかけた。「チームのためにも、自分のためにも、早く打ちたい気持ちはあるけど、大振りにならないように。コンパクトに打っても軌道が良ければ本塁打になると思う。間違えないようにしたい」と引き締めた。