広島が同一カード3連勝を飾り、優勝マジックは1つ減って「19」となった。

1回に菊池が先制打。2回にバティスタのソロなどで2点を追加した。9回は再び菊池の適時内野安打などでダメ押しの3点を奪った。菊池は守っても美技を連発。6回途中2失点だった岡田の7勝目をアシストした。フランスアが月間18試合登板で、2リーグ制後のプロ野球タイ記録となった。緒方孝市監督(49)の談話は以下の通り。

-菊池が活躍

緒方監督 もう今日は菊池デーでしょう。菊池デーよ。守備、最後の執念の内野安打…。今日はキク1人で暴れ回った感じだね。

-内野安打はヘッドスライディングでつかんだ

緒方監督 執念というか、勝ちへの意識。中心選手がああいう姿を見せてくれるんだから。万全の体じゃない中で、本当に頭が下がる。

-ファインプレーも

緒方監督 ウチは基本的に守りのチームだから。キク、(田中)広輔、丸のセンターライン。ここがウチの生命線だからね。

-フランスアが日本記録に並んだ

緒方監督 記録どうこうより、チームの勝利に貢献する投球を続けてくれているのは頼もしい。しんどいと思うけど、彼1人じゃないから。チームはみんなが満身創痍(そうい)で頑張っている。よそのチームも一緒だろうけどね。ここが踏ん張りどころ。

-岡田が7勝目

緒方監督 前回、前々回の反省をふまえて(改善しようという)意識は見えた。けど、しっかりあの6回を投げないと。中継ぎ陣がイチ(一岡)にしてもジャクソンにしても踏ん張ってくれたからね。ナイスゲーム。