高卒2年目のDeNA細川が、抜てきに応える決勝適時打を放った。1軍登録されると、7番右翼で今季初出場初先発。2回1死一、三塁の場面で、中前へ先制適時打をはじき返し、これがV打となった。4回にもセンターに運びマルチ安打を記録。20歳は「2本しっかり打てた。ホッとしました。狙いは積極的に振っていくこと。スタメンの期待に応えられてよかった」と胸をなで下ろした。

2月の春季キャンプは1軍で過ごすも、開幕前に2軍降格。ファームでも三振を重ね7月の1カ月間は強化月間となった。チームが遠征に出ても2軍練習施設に残留。成果は9月に入って2試合連続アーチとなり、昇格へつながった。「ボールの見え方も良かった。ファームでやってきたことが出せた。このまま最後まで1軍に生き残れるように、チームに貢献していきたい」と気を緩めなかった。