西武中村剛也内野手(35)が、27日に引退会見を行った松井稼頭央外野手(42)への思いを明かした。「本当に寂しいですし、なんとか優勝して、引退に花を添えたいです」と10年ぶりのリーグ優勝への気持ちを強めていた。

西武に入団した03年は、松井が米メジャーに挑戦する前年だった。思い出を問われると、少しの沈黙のあとで「プロに入った時、すごいなと思っていた。偉大な選手。今でも変わらず、かっこいいなと思います」と明かした。

ともに戦った時間は、03年と今年の2年間。それでも「普段の姿勢、練習に取り組む姿勢」を学んだという。「僕らも、それに影響されました」と話した。

頂点に向けて、ともに戦っていく。