阪神先発ランディ・メッセンジャー投手は6回4安打3失点も白星はつかず、またしても日米通算100勝を逃した。

味方が1回に2点を先制。援護を受けて立ったマウンドでは、1回の先頭に四球を出した以外は4回終了まで走者を許さない好投をみせた。しかし5回の先頭鈴木に左前打を許すと、続くメヒアに同点2ランを被弾。さらに安部に左前打を許し、会沢に適時二塁打を浴びて失点した。6回は無失点でしのぎ、7回の打席で代打を送られて降板した。

メッセンジャーは8月10日DeNA戦で今季11勝目を挙げ、日米通算100勝に王手をかけていた。しかしこれで7試合白星がなく、またしても記録達成はお預けとなった。

「5回のイニング以外はね。調子はよかったと思う。クオリティースタートだけど、チームが負けてしまったので、悔しいです」と笑顔はなかった。