阪神は22日、平田勝男チーフ兼守備走塁コーチ(59)の2軍監督就任を発表した。14年以来の復帰となる。

「血が騒ぐよ。選手たちの日に焼けた顔を見ると、なんとかこいつらを(伸ばしたい)という気持ちになる。矢野監督は『お任せします』と言ってくれているので、1人でも2人でも1軍の戦力にして、層の厚いチームにしていかないと」

この日、来季から2軍担当となるコーチ陣とともに宮崎入りし、フェニックス・リーグに参戦中のチームに合流。コーチ会議、ミーティングの後に、各選手とと個人面談を行うなど、初日から精力的に動いた。

07年から2軍監督を務め、10年にはウエスタン・リーグ優勝を経験。その後退団したが、13年から再度2軍監督となり、15年には1軍ヘッドコーチ、16年から1軍チーフ兼守備走塁コーチを歴任した。「(巨人)原監督は1軍監督3回目、オレは2軍監督3回目。ギネスに載せようかと思ってるよ」と早速“平田節”も飛び出した。

明日23日のフェニックス・リーグの韓国・斗山戦(生目第2)で初采配を振る。