9日に開幕する「2018 日米野球」の公式記者会見が8日、都内で行われ、侍ジャパンの稲葉篤紀監督(46)が「甲斐キャノンVSモリーナ」の強肩対決に期待した。

注目選手について問われると「個人名を挙げるのは難しいですが、今話題になっている甲斐選手とモリーナ選手の強肩対決を我々も楽しみにしてます」と言った。

ソフトバンク甲斐は日本シリーズで盗塁を6度阻止して最高殊勲選手(MVP)に輝くと、前日7日の台湾との壮行試合でも台湾の盗塁を刺した。モリーナ(カージナルス)は大リーグ屈指の捕手。

MLBオールスターチームのマッティングリー監督は「若い選手の中でも光るのはロナルド・アクーニャ選手(ブレーブス)だと思います。非常にエキサイティングな野球をして、アベレージも高く、パワーもあり足もあって肩も強い。ディフェンスもすぐれている。私個人としてはモリーナ選手。彼は対戦相手として私の方がエキサイトしていた。試合のコントロールの仕方も、キャッチングの技術も素晴らしい。いつも対戦相手として見ていたが、自分のチームとして迎えることを楽しみにしています」と歓迎した。

第1戦は楽天岸孝之投手(33)が先発する。