西武炭谷銀仁朗捕手(31)が8日、埼玉・所沢の球団事務所で会見し、保有するフリーエージェント(FA)権の行使を表明した。申請書類も提出した。「FAするタイミングは年齢的にも最後。まだまだ体力的にも勝負できると思っている。他球団の評価を聞きたいので行使しました」と話した。

宣言残留の選択肢も残しており、期限を設けず、手を挙げる球団と話し合う。「当然、出場機会が確約された契約は、どの球団にもない。ライオンズにいても、他に行っても、勝負は勝負。戦う心を忘れたら選手として終わりという気持ち」と心中を吐露した。西武は複数年契約を提示済み。他球団との交渉後、再び残留要請を行う。巨人が調査を続けており、交渉解禁後に獲得に乗り出す構えだ。