楽天は8日、米大リーグ・マリナーズを退団した岩隈久志投手(37)の復帰について交渉している段階であることを認めた。

安部井寛チーム統括本部長は「やりとりはしている」と話した上で「着地するまでは分からない。決して楽観できる状況ではない」と慎重な姿勢を示した。

岩隈は楽天創設の05年から11年までエースとして活躍。球団としても功労者の1人として認識しており、立花球団社長、井上オーナー代行を含め、復帰を待ち望む声が上がっていた。9月にマリナーズを退団することが発表された際には、即座に投球動画をチェック。昨秋に手術した右肩の状態も含め、調査を進めてきた。

また巨人も動向を注視している。