第1戦で逆転サヨナラ本塁打を放った柳田悠岐外野手(30)が2試合連続アーチだ。この日は前日の5番から4番に上がって先発した。

まずは初回1死から源田が二塁打で出塁。2死後、柳田は初球をたたいて鋭く左翼線を抜き、先制点を挙げた。「最初のチャンスだったのでどんどん振っていこうと思っていた。打球が飛んだコースもよかったですが、チャンスを作ってくれた源田のおかげです」

勢いは止まらない。3回の第2打席で、1死二塁から左中間席の中段まで運ぶ2号2ラン。これも初球、小さく動く変化球を完璧にとらえた。攻撃的な姿勢でメジャーを圧倒するスラッガーは「しっかりと自分のスイングができてよかった」と満足そう。

前回14年の日米野球ではMVPを獲得。外国人相手に強さを発揮している。