ヤクルト2位の法大・中山翔太内野手(4年=履正社)は1安打で敗戦し大学野球を終えた。

5回までの3打席はすべて走者を背負って回ったが、厳しく内角を攻められた。「正直、勝ちに行って勝てなかったので悔しいが、やりきった。バシバシ(内角に)来ていたが、しっかりとチャンスで打てなかったからダメだった。1発で仕留める力が足りない」とサバサバした表情で振り返った。それでも、最終打席となった8回には追い込まれながら右前へ運んで意地を見せた。

東京6大学リーグで現役トップの11本塁打を放った。青木監督には下級生のころから、ずっと自主練習に付き合ってもらった。「今の監督でなければここまで来られなかった。感謝しています。プロでは外野にも挑戦してほしいと言われているので頑張って期待に応えたい」と言った。