阪神育成の石井将希投手(23)が17日、新フォームに取り組んでいることを明かした。この日は兵庫・鳴尾浜で行われている秋季キャンプに参加。キャッチボールや打撃投手を務めるなどして汗をかいた。

新しいフォームは今季14勝を挙げた同じ左腕の西武菊池を参考にしているという。今季はセットポジションからの投球フォームだったが、「(投手コーチから)小さくまとまっている印象と言われてたので、勢いとダイナミックさを大事にしていこうと言われて」と経緯説明を説明した。

手応えについて「打撃投手をやって、受けてる捕手とか打者からも今の方が怖さだったり、球の強さもちょっと増してるということを言ってくれていた」と話した。現在はユーチューブなどで菊池のフォームを研究中。今オフで進化を遂げ、来季の支配下登録を目指す。