阪神は24日、オリックスからFA宣言している西勇輝投手(28)と大阪市内で2度目の極秘交渉に臨んだ。谷本球団副社長兼球団本部長らが出席し、猛アタック。「甲子園は投手有利」「リーダーに」などと口説き文句を連発した。資金が潤沢なソフトバンクなどと競合するなか「悩んでくれているのはいいこと」とプラス思考でとらえた。今季は17年ぶり最下位。逆襲に欠かせない男のハートに訴え、朗報を心待ちする。

<谷本球団副社長と一問一答>

-交渉に矢野監督は?

来てないです。社長も行きたいと言ったんですけど、押しとどめました(笑い)。揚塩さんが「行きたい」と言ったのは(オリックスの)湊社長が出向かれたというのを記事でご覧になっての話なので。そんな話は(西に)ちらっとしましたけど。

-西側から甲子園の印象を語ったりとかは

うん。うちの若い選手と親交があるようで、住んでいるところにもよるんですかね。若い選手と結構。

-次回が最終回答か

そうなったらいいな、くらいですね。

-回答のメドは

ないですね。こちらも、じっくり考えてくれたらいいよというスタンスは崩しておりませんので。

-新しい発見はあった

そうですね。プロフェッショナルだと思いましたけどね。なぜ自分が必要とされているかは、よく分かってくれたと思います。