西武後藤高志オーナー(69)が28日、FAによる主力流出が続く現状を前向きに受け止めた。

都内ホテルで行われたオーナー会議に出席後、取材に対応した。今オフも、炭谷、浅村のFA移籍が決まったが「FAは選手の権利。その間、チームに貢献してくれた」と、在籍中のプレーに感謝した上で、持論を続けた。

「過度にナーバスになる必要はないと思っている。FAで出ていった穴を埋めないといけないが、裏返せば、チームの若返り、新陳代謝が進む。今までも(主力が)FA、メジャーに出ていった後、若手が台頭している。それによってチームの活性化を図っていく方向にチームを強化したい」と話した。