ヤクルトのデーブ・ハフ投手(34)が来季残留することが8日、分かった。球団幹部が「もう1度、契約することになる」と明かした。2日に公示された保留者名簿からは外れ自由契約となっていたが、貴重な左腕として来シーズンも投手陣を支えることになった。

同投手は今季、韓国LGから加入。35試合の登板で3勝6敗の防御率4・87だった。シーズン当初は先発としてローテーション入りしていたが、8月以降は中継ぎも務めていた。

また先発強化として、前ダイヤモンドバックス3Aのアルバート・スアレス投手(29)をリストアップしていることも明らかになった。身長191センチの本格派右腕。今シーズンはマイナーでの登板のみだったが、メジャー通算40試合(先発12)で3勝8敗1セーブをマーク。現在は母国ベネズエラのウインターリーグ・カラカスでプレーしている。弟はソフトバンクのロベルト・スアレス投手。交渉が順調に進めば、今週中にも契約を結ぶ可能性がある。スアレスの獲得が決定した場合は、ソフトバンクを自由契約となった寺原に次ぐ投手陣の補強となる。