子連れルーキーならではだった。

西武6位のセガサミー・森脇亮介投手(26)が13日、埼玉・所沢で新入団選手発表会に出席。野球以外の特技を聞かれると「ママよりも寝かしつけが上手と自負しております」。会場は温かい笑いに包まれた。

2児の父は安定を捨て、プロの世界に飛び込む。タイミングが取りづらいフォームから、直球やフォークなどを投げ込むのが売りだ。年齢も年齢だけに、即戦力としての働きが求められる。「中継ぎは先発がダメな人がいくという考えの人もいますが、自分は、そうは思いません。中継ぎでもやることは一緒。こだわりは特にないです。社会人では先発も経験しましたし、中継ぎ、後ろも経験しました。他の投手にはない経験が強みだと思います」と、しっかり自分の考えを述べ、意気込んだ。