新球チェンジアップでローテ争いを勝ち抜く! オリックス山本が、希望する先発再転向に備えて球種を増やす方向性を明かした。大阪市内の球団施設で練習し「中継ぎでは必要な球種を2つに絞れていた。(先発に戻れば)カーブやチェンジアップは投げようと思っている。チェンジアップは先発になったら必要だと思って、ずっと練習していました」と力を込めた。

今季は勝ちパターンの8回を任され、150キロ超の直球、カットボールを軸に54試合登板。オフに金子が日本ハム、西が阪神に移籍したこともあり、西村監督は先発復帰を後押しする方向だ。右腕は「それは基本」と完投型の本格派を目指す意気込み。長いイニングを投げ抜くため、配球の幅を広げにかかる。

もともと持ち球だったカーブに加え、山岡、沢田からチェンジアップの握りも習得済み。剛速球に緩急も効かせ、ニュースタイルで「エース道」を突っ走る。