西武斉藤大将投手(23)が一回り大きくなって日本に帰ってきた。

25日、メットライフドームで契約を更改。100万円アップの年俸1600万円でサインした。

昨秋ドラフト1位左腕は、16試合に投げ、1勝3敗、防御率7・02。今秋にはオーストラリアに渡り、現地リーグに参加した。中継ぎとして、僅差や勝っている場面で登板を重ねた。「(日本では)失敗するのが当たり前、先にうまくいかないと思っていました。オーストラリアでは自信を持って投げられました。自分のボールを投げられるようになりました」と振り返った。

現地では、コミュニケーションの重要性も学んだ。「それが一番大事。時間はかかるけど、単語を1個1個、伝わるまで言ったり、動いて確認したりしました」と明かした。

来季については、先発、中継ぎ、特に希望はなく、「自分のやるべきことをやれたらと思います」と話した。目標として、四死球の半減(今季は16回2/3で計17四死球)を掲げた。(金額は推定)