巨人坂本勇が自身の2番起用に意欲を示した。5日、吉川大、北村とともに自主トレ先の沖縄へ出発。広島の「タナキクマル」の3番を担った丸がFAで加入。不動の4番岡本へつなぐ策として、主に1、3番で起用されてきた坂本勇の2番起用の可能性も浮上する。「ここ最近はメジャーでも2番にすごくいいバッターが入ったりする。バントやつなぎだけじゃない。イメージはすごく変わってきた」と2番像を口にし「もしやるなら楽しみな部分もあります」とイメージをふくらませた。

通算1527試合に出場し、2番での出場はわずか33試合。昨季は8月30日広島戦の1試合のみで、1番重信の後ろで5打数2安打をマークした。経験は少なくとも「基本は僕はつなぐ側。出塁を一番意識しないといけない」と役割は変わらないと強調。「つなぐ意識をみんなが持っているチームは強い。どうやったら塁が進むのかを考えながらやりたい」。頂点を目指すために、チーム全体への意識改革にも取り組む。