阪神矢野燿大監督が西宮市内で催された年賀式に出席し、今季の一丸優勝を誓った。

「初夢、何か変なん見たで。夢、あんまり覚えてないんやけど」と、まずは初笑い。「まあ夢じゃなく、現実で。シーズン、優勝が夢っていうふうになるんじゃなく。優勝を実現できるように頑張っていきたい」と高らかに宣言した。

以下は一問一答

-どういう正月を

家族とゆっくりできて、のんびりしていたけどね。年明けると、野球の頭というか、緊張感も多少出てきたりしている感じで「始まるな」という気持ちになってきている。

-陣容も整って、日増しに気持ち新ただ

まあね。でも、俺だけやるぞと言ってもね。みんなに力を貸してもらって、選手みんなをそういう思いに持って行けるのが、いいチームになっていくことだと思うから。そういうムードというか、そういうのは作っていきたい。ずっとファンを喜ばせたいと言っているのは、もちろん変わらない。俺ら自身も喜びたいしね。一緒になって。

-競争のなかで軸は

そら(福留)孝介とか(糸井)嘉男は普通に考えて出てくると思う。でも、それは俺の思いだけど、孝介も嘉男も安心させないようなチームが大事。ジャイアンツは丸が入りましたとかさ。強みかもしれないし。

-球団職員の力も重要

スローガンを選手、監督、コーチだけのものにしたくなかった。思いって、一人よりみんなで思った方が絶対に強いものに変わっていける。みんなのパワーを、ファンの力も借りながら、いいチームができていくんじゃないかな。