中日ドラフト1位根尾昂内野手(18=大阪桐蔭)が27日、沖縄・読谷村平和の森公園野球場で2軍合同自主トレを開始した。自転車型トレーニング器具での調整、キャッチボール、ウオーキング、ティー打撃の予定されたメニューに約10分間のゴロ捕球、約50分のマシンでのバント練習を追加。自らトレーナーと話し合いメニューをアレンジし、右ふくらはぎ肉離れからの復活に向けてアピールした。

「沖縄は温かい。ガチガチになりにくい。ケガは確実に良くなっている。とにかく早く元の体に戻すことと、レベルを上げて、いいプレーを見せられるようにしたい」。約6時間の練習を終えた根尾は、満足そうな表情を見せた。球場の去り際には、約50人のファンに対し、入団後初の即席サイン会を実施。ファン1人ひとりを丁寧に対応していた。