告発文書問題に揺れる法大(東京6大学リーグ)が30日午後、川崎市の同大グラウンドで通常通りの練習を行った。文書内で部員へ暴力を振るったとされている青木久典監督(45)も練習に参加。取材対応はなかった。

文書は今月20日過ぎ、法大と日本学生野球協会にそれぞれファクスで届いた。協会は即日、法大に対し、事実確認と報告書提出を求めている。

文書内で「暴力を受けた側」とされている中には、OB選手の名前もあることが明らかになった。この日、同大広報課は「(OBは)仕事との兼ね合いで、電話での聞き取りになってしまう可能性もあります」とコメント。関係者の話を総合すると、同監督ら該当者への大学による聞き取り調査は進んでおり、近日中にも報告書が協会に提出されそうだ。