根尾のリハビリが、バージョンアップした。中日のドラフト1位根尾昂内野手(18=大阪桐蔭)が1月31日、沖縄・読谷球場で午前9時から約3時間30分間、休日返上でリハビリを行った。

松永編成本部長、勝崎コンディショニングコーチ、トレーナーらが同行。トレーニングルームでのウオーミングアップ、球場外野での20分間のジョギングでスタート。その後、23日に右ふくらはぎの肉離れを起こして以来、初めてスパイクを履いてのキャッチボールを行った。約70メートルの遠投を含め、約10分間。その後は、前日30日同様、スパイクを履いたまま、ショートのポジションでノックを受けた。捕球後の一塁へのスローイングも初めて追加。右足で地面を蹴り上げての本格的な送球で、順調な回復ぶりを披露した。

また室内でもスパイクを履いたままでのティー打撃に挑戦。10分間、54スイングを、勝崎コーチらと右足の状態を確認しながら、入念に行った。根尾は「(状態は)良くなっています」と復調へ手応えを口にした。2月1日から2軍の読谷球場でキャンプインするが、北谷球場での1軍キャンプ合流にまた1歩近づいた。