阪神矢野燿大監督が7日の紅白戦から開幕投手争いが始まると予告した。「競争やから結果というのがそこには入ってくると思う。可能性っていうのを俺は見ている。去年の秋も望月、浜地、才木が面白い、潜在能力が高いということで期待しています。その3人も開幕投手をやる可能性もあるし、本人に言うと才木なんか『僕、やります』と一番に言ってきた。何か頼もしいな」。

その他の一問一答は以下の通り。

-7日の紅白戦。若手投手の競争が始まる

結果が悪くても可能性があることもある。「結果悪い=可能性がない」とは思ってない。選手たちにも言っているけど、ライバルのことを気にして、自分のやることが変わるのはよくない。浜地がいい投球をしたら才木も負けるもんかって。モッチー(望月)も「俺の方が上やで」というふうにやってもらいたい。(3人は)ローテーションのレベルを目指すんじゃなくて、もっとスケールの大きいところを目指してもらいたい。真っすぐを強い球で投げられる、真っすぐで空振りを取れるのが理想。そこから変化球を投球で覚えていかないと通用しない。強いストレートを投げる3人の投手なので期待したい。

-監督として初実戦で見たいところは。練習内容が試合に反映されるかも

それはすごい大事だろうね。いま結果が悪くても、取り組みを続けてシーズンに入ったり、将来のために役立つことのほうが大事。

-7日はどれぐらいの選手が出る予定なのか

(福留)孝介とか(糸井)嘉男は出ない。外国人も何ていうかな。俺らが出ろ出ろっていう選手じゃない。ある程度任せてやっていこうと。トリ(鳥谷)も出るっていうと思うけど。はっきり100%じゃないけど。変わることもあるし。