ヤクルト小川淳司監督(61)が、今キャンプ3度目の打撃投手を務めた。20日、沖縄・浦添キャンプの特打に“登板”。

西田、渡辺を相手に約15分、習志野(千葉)で甲子園優勝の実績を誇る右腕を振った。

投球を終えた指揮官は「俺の球なんか、ガンガン打ってもらわないと困るよ」と涼しい表情。西田には「疲れてんのか? 俺が投げている時のバットの出は良かったよ」と笑顔で声をかけた。中大から外野手に転向。「俺なんかアイシングなんかしたことない。(肩や肘を)冷やすなという時代だね。(球種は)真っすぐとカーブだけ。スライダーとかなかった」と投手時代を懐かしんだ。

小川監督から快音を響かせた西田は「これから実戦が多くなるので、何とか結果が出せるように頑張ります」と汗をぬぐった。