阪神高山俊外野手(25)が23日、ヤクルトとのオープン戦(浦添)でチーム1号を放った。

6点を追う8回無死。ヤクルト大下の初球141キロを強振すると、打球はバックスクリーン一直線。中越えソロで一矢報いた。

「こすらずに(バットに)しっかりとかんだ。ホームランバッターではないので、バロメーターではないですけど…」。感じた手応えを言葉にして、バスに乗り込んだ。

矢野監督も「2、3日前の練習から、ちょっといい感じになっていた。俊も2年間苦しんで、やっぱりヒットを打ちたいし、結果を出したいところ。初めての投手で2段モーションの初球を仕留めたのは、価値があると思う」と評価を高めた。