日本野球機構(NPB)は4日、都内でセ、パ理事会および実行委員会を行った。今季から監督の通算500勝から以後100勝ずつの勝利数で連盟表彰することが決まった。今季は947勝の巨人原監督、511勝の日本ハム栗山監督に可能性がある。

また脳振とう特例措置の改訂案が承認された。従来は当該選手と代替選手の守備位置は同じとされたが、投手と野手の入れ替えも可能となった。代替選手は故障、不調の理由を問わずに球団の裁量で変更できるようになり、当該選手が復帰して出場選手登録する際は、代替選手以外の選手を抹消することができる。

◆その他の主な決定、報告事項 (1)24年パリ五輪での競技実施の落選を受け、28年ロス五輪での再復帰に向けてNPBの積極的協力を確認(2)昨季の1試合平均時間は3時間13分でメジャーの3時間7分より長く、今季は3時間9分以内を目指す(3)スピードアップ賞は先発で120イニング以上、救援で50イニング以上、または先発と救援の合計で120イニング以上が対象(4)阪神・呂彦青投手の新人王資格を承認。