オリックスのドラフト1位太田椋内野手(18=天理)が8日、教育リーグのソフトバンク戦(オセアン)の3回に千賀から死球を受け、途中交代した。ツーシームが右手付近を直撃し、試合中に病院へ直行した。

CT、レントゲン検査の結果「右尺骨骨幹部骨折」と診断され、全治は約3カ月の見込み。太田は9日の巨人とのオープン戦(京セラドーム大阪)で1軍デビューが濃厚だっただけに、無念の離脱となった。

当てた瞬間、大きな声で「ゴメン」と謝った千賀は降板後も「大丈夫かな」と心配していた。ツーシームが抜けて食い込むように曲がったため、打ちにいっていた太田は避けられなかった。