阪神糸井嘉男外野手(37)が8日、実戦出場は16日の西武戦(甲子園)以降になる見込みを明かした。5日の守備練習で足を滑らせ、その後はグラウンドに姿を見せていなかった。この日も室内で調整していたが、野手練習が始まって約1時間半後、グラウンドに現れ外野をジョギング。ダッシュやキャッチボールも行い、西がマウンドから投球練習をしたときは、打席に入って目慣らしもした。

糸井は「炎症があるから(復帰は)5月?」と笑わせたが、「(足を)ひねって。新しい傷というより古傷」と説明。痛めたのは右膝付近とみられる。「出ろと言われれば出られるけど、100%じゃない。(実戦出場は12日からの)名古屋(中日2連戦)からと思っていたけど、その次あたりから」。16日からの西武2連戦での戦列復帰をイメージしている。