阪神の開幕投手に内定しているランディ・メッセンジャー投手(37)が教育リーグの中日戦(鳴尾浜)に先発し、5回4安打1失点と好投した。

2回2死の場面では、この日がプロ初実戦となった中日ドラフト1位の根尾昂内野手(18=大阪桐蔭)と対戦。カウント2-2から142キロの直球で空振り三振を奪った。2度目の対戦となった5回無死二塁では、根尾に四球を与えた。この回、続く溝脇に中前打を許し無死満塁のピンチを招いたが、犠牲フライの1点だけで切り抜けた。

前回登板(3日)のソフトバンクとのオープン戦(ヤフオクドーム)では3回3安打4失点。「この前の試合では1イニング目から真っすぐや変化球のボールがばらついていたけど、今日は全部の球を低めに投げられた。それは良かったと思う」。開幕へ向けて順調にギアを上げていく。