メキシコは5番の指名打者フアレスが、シュアな打撃と激走で沸かせた。4回に左前打を放ち、6回にも中前打。次打者のB・エルナンデスの右前打では身長173センチ、体重110キロの巨体を揺らし、一塁から三塁に進んだ。

「背骨の手術をした後で不安だったが、神様に感謝したい」と話した。ソフトバンク・デスパイネ(身長175センチ、体重95キロ)と似た体格で、元巨人のクルーズも「メキシコのデスパイネ」と称する大砲が存在感を示した。