日本ハム斎藤佑樹投手(30)が先発し、2回1安打(1本塁打)1失点だった。2回先頭のピスコティに左翼スタンドへソロ本塁打を浴び、今季4度目の実戦で初被安打&初失点。無安打無失点投球は9イニング目に途切れたが、内容は上々だった。

試合後の公式会見に栗山監督とともに出席した斎藤は、初めて対戦した大リーガーについての印象などを語った。

斎藤 まず、ホームランを打たれてしまったことは悔しいですし、明らかに失投でしたので反省する部分なんですけど、メジャーリーガー相手に投げるということはとてもいい経験でしたし、とても野球選手として楽しい時間でした。日本の選手ももちろん、パワーのある選手はいますが、今日みたいに詰まっていても持っていかれたりするパワーもすごい。初球からどんどん振っていく感じは、僕みたいなピッチャーを相手にしても初球からやってきてくれるというのは、さすがだなと思いました。

無安打無失点投球はストップしたが、好調を維持している。11日後に迫る9年目のシーズンへ向けての率直な心境も明かした。

斎藤 今日のように野球選手として、本当に楽しくできている実感があるので、この気持ちをずっと大事にして、気持ちを込めて1球1球、これからも投げていきたいなと思います。

悔しさ半面、刺激的でもあったこの日の登板を、今季の結果につなげていく。