広島鈴木誠也外野手が自身最速で1号を放った。開幕6打席目の4回1死走者なしで、ヤングマンのカーブを左翼スタンドに運んだ。
これまでの最速1号は26本塁打を放った17年の8打席目。17年の右足首手術の影響が大きかった昨年は、1号までに24打席を要している。今季は開幕から花粉症に苦しんでいるが、影響を感じさせない。甘い球を一発で仕留め、進化を見せつけた。
自己評価は辛かった。「その前の得点圏の打席で打ちたかった」と1回1死一、三塁で三振した場面を猛省。ボテボテの内野ゴロでも先制点が入る場面だっただけに「何かしら転がすことはできた」と振り返った。
勝つために何がベストかを考え続けている。2点を追う8回2死走者なしの打席で、二塁への当たりに全力疾走。悪送球を誘って迷わず二塁まで進塁し「ベースを踏む前にボールが横を通過するのが見えたから」と話した。本塁打よりゴロで1点、本塁打より全力疾走。完敗の中、4番の頼もしさが際立った。



