今季初の5番に座った巨人アレックス・ゲレーロ外野手が電光掲示板直撃の3号ソロを放ち、決勝点を挙げた。

2-2の同点の7回。先頭で打席に立つと、1ボールからDeNA今永の真ん中低めの146キロ直球を完璧に捉えた。打球は中堅やや左翼寄りの電光掲示板上部へ衝突。打った瞬間、手応えを確信。ベンチを指しながらゆっくりと歩き出し「うまくたたけたよ。菅野が投げていたので、チームにとって貴重な1本を打てて良かった」と喜んだ。

打席に入る前に丸から「パラメリオ!パラメリオ!」とセンター返しを意味するスペイン語でアドバイスを受けた。「広島にはたくさんドミニカ共和国出身の選手がいるから、スペイン語で言ってくれたよ。その結果がいいバッティングにつながったね」と感謝した。