巨人坂本勇人内野手(30)が1回1死から中前打を放ち、開幕戦からの連続試合出塁を35とし、97年金本(広島)のセ・リーグ記録に並んだ。

チームが敗れ、自身の記録に関しては「明日も出塁できるように頑張ります」と言葉少なだったが、原監督からは「『いとも簡単に』というふうに見える、いいヒット」と称賛された。

9回には13号ソロを放ち、マルチ安打を達成した。打点もリーグ単独トップに立ち、本塁打、打率と合わせ、3冠をキープした。前夜に77年の王の球団記録を更新。リーグ記録にも並んだ今、プロ野球記録となる83年スティーブ(西武)の40試合連続出塁への期待も高まる中、まずは今日12日のヤクルト戦でリーグ新記録を目指す。

▼坂本勇が2安打を放って開幕戦から35試合連続出塁。2リーグ制後、開幕戦からの連続試合出塁記録は83年スティーブ(西武)の40試合で、坂本勇の35試合は97年金本(広島)に並ぶセ・リーグタイ記録となった。連続出塁中に安打を放ったのは金本28試合、坂本勇31試合で、2打席以上の出塁は金本20試合、坂本勇22試合。安打を打った試合と2打席以上出塁した試合は坂本勇の方が多い。