右手有鉤(ゆうこう)骨骨折で離脱していた日本ハム清宮幸太郎内野手が、イースタン・リーグのロッテ戦(鎌ケ谷)で実戦復帰した。

左腕の土肥を相手に、1回1死二塁の第1打席は138キロ直球を三邪飛。4回も136キロのツーシームを捕邪飛に倒れたが、3月3日DeNAとのオープン戦以来の打席に「楽しかったです。(患部も)まったく問題ない」と表情は明るかった。

リハビリ期間は、体幹トレーニングや下半身強化に取り組んだ。開幕には出遅れたが「いい期間だった。(故障前と比べ)120%で戻れているかなと思う」と無駄にはしなかった。

15日の同戦もDHで出場予定。「しっかりとここ(2軍)で経験して、1軍の舞台でやれれば。試合勘とか投手との間合いは不慣れな部分があるので、そこを詰めていければ」と完全復活を目指す。