今季2度目の先発となった阪神高橋遥人投手(23)が、6回を4安打無失点7奪三振の好投で試合を作った。

5月5日DeNA戦(甲子園)以来のマウンドとなった高橋は初回、2回と先頭打者を出すも要所を締める投球。最速148キロの直球とスライダー、チェンジアップなどを投げ分け、ヤクルト打線に的を絞らせず。6回には1死から連打を許して1死一、二塁のピンチを招いたが、続く5番雄平、6番村上を打ち取り先制点を与えなかった。中堅手近本や三塁手大山らの好守も高橋を盛り立てた。

「野手の方々にたくさん声を掛けて頂き、守備で助けてもらったので、自分の球を思い切って投げることができました。投げやすい環境を作ってくれた野手の方々のおかげで試合を作ることができました」

0-0のまま、6回に代打を送られ2番手の藤川にマウンドを託した。前回登板は5回途中8安打5失点(自責2)と崩れたが、今回は6回99球を投げて被安打4の無失点。与えられたチャンスでしっかり結果を残した。