西武山川穂高内野手(27)が、早くも全パの4番に指名された。日本野球機構(NPB)は23日、「マイナビオールスターゲーム2019」(7月12日東京ドーム、同13日・甲子園)の開催要項を発表。都内での会見には、広島緒方監督が父義雄さんが亡くなったため欠席し、西武辻監督が1人で出席した。初めての球宴監督の大役に「山川は4番で使いたいと思います」と明言した。

20本塁打、50打点と打撃2部門を独走するチームの大砲に、全幅の信頼を置く。「今のパ・リーグの顔。それくらいの成績を残しているからね。ひいき目じゃなくて」と、2試合とも打線の中軸に据える可能性を示唆した。全セでは高卒2年目にして打点ランク2位のヤクルト村上に注目。「飛ばす力は2年目なのにすごい。映像でしか見たことがないから、生で見てみたい」と、対戦を楽しみにしていた。