西武秋山翔吾外野手が月間40安打をマークした。

3回の第2打席。8番戸川、9番金子侑が連打でつくった無死一、二塁のチャンスに「いい形でつないでくれたので、ランナーをかえす気持ちで入りました。とんでもないプレッシャーだった」。中前へはじき返す先制適時打が決勝打となり「ヒットゾーンに飛ぶように、しっかりと振りにいった」。8回にも41本目を打った。

開幕直後の3、4月の低迷から、息を吹き返して5月を突っ走る。3度目の月間40安打は、パ・リーグではイチローに並ぶ最多タイ記録。5月はあと1試合を残し打率4割1分4厘と驚異的な数字を残している。打順を3番から1番に戻したことも後押し。希代のヒットマンは「ここで終わったらダメ。まだまだ試合は続くので、1本でも多く打っていきたい」と貪欲に話した。