BC新潟先発の柱、中西啓太投手(27)が相手打線を8回1失点に抑える好投で、8勝目をあげた。

前回、前々回の登板で序盤に失点を許していたことともあり、この日は「前半が力を入れた」と中西。外角低めに制球された直球を軸に相手打線から8奪三振を奪った。

この日の試合は、16日の雨天順延を受けてのゲーム。調整の難しさも心配されたが「2日間で気持ちの整理ができた」と言う。ここ1カ月ほど、「ボールが指にかからない」と悩みを抱えていたが、練習でキャッチボールを繰り返し、これを解決。「すっきりした気持ちで試合に入れた」と明かす。

チームトップの8勝をあげた前半戦については「打線の援護が大きい。投手は一人では勝てないと改めて感じた」と振り返る。後半戦もチームに勝ちをもたらす投球が期待される。