巨人山口俊投手が7回5安打1失点でチームトップタイの7勝目を挙げた。104球をコーナーに投げ分け、無四球で7三振を奪った。

「やっと理想に近いというか、力感ないフォームに近づいてきた。1試合1試合向上していければ」と言った。直球、フォークを軸にソフトバンク打線を抑え、6月に入って3勝目。「真っすぐで強弱をつけられている。そこが自分の調子いい時のスタイル」と手応えを感じている。

お立ち台では、好調の要因を問われると「早寝早起きしてることですかね」と笑顔で返した。1年間ローテーションを守るため、昨年のオフから「睡眠」にこだわり体調管理する。夕食は寝る3時間前までに済ませ、深夜0時までには就寝。布団に入ったらスマホ、読書は厳禁で、頭の形にあったマイ枕もつくった。快眠を力に快投を続け「ゲームをつくる、チームが勝つことを1年間目標にしてます」と頼もしく言った。