阪神先発の青柳晃洋投手(25)が今季最短に並ぶ4回でマウンドを降りた。

リーグ戦再開の初戦を任された右腕は、初回こそ無失点に抑えたものの2回に捕まった。

1死から連続四球と安打で満塁のピンチを招くと、8番加藤に一塁線を破られる2点適時二塁打を打たれた。その後も平田、大島の適時打などでこの回5失点。2四球をキッカケに4連打を含む5安打を集められ、打者一巡の猛攻を許した。3回以降は立ち直り、無失点に抑えるも5回に代打を送られた。4回83球、6安打5失点で降板となった。

悔しいマウンドを振り返り「四球をきっかけに序盤から失点を重ねてしまいました。交流戦明けの初戦を任せてもらい、なんとか自分の役割を果たしたいと思っていましたが、それができずチームに申し訳ないです」とコメントした。

青柳は今季、試合前まで12試合に先発し、チームトップの5勝。4月29日に同球場でプロ初完封を果たした相手にキャリアハイ更新となる6勝目を狙ったが、中日打線にはね返された。