中日先発の柳裕也投手ははハーラー単独トップの9勝目こそ逃したが、快投でチームの5連勝を呼び込んだ。

緩急自在に低めを突き続け、8回10奪三振無四球で4安打無失点。8回裏の攻撃中もキャッチボールで続投を志願したが、94球で降板した。チームのサヨナラ勝ちに「昨日の大野(雄)さんに続きたかった。しっかり自分のピッチングはできたと思います」と笑顔。与田監督からも「9回もまだまだ行かせたい思いもあった。勝ち投手に等しい投球だった」と絶賛された。6月は4戦先発で3勝0敗、防御率0・87の抜群成績だ。