楽天三木谷浩史オーナー(54)が胸襟を開いて球界を変革していく構えを示した。3日、都内でオーナー会議が行われ、同オーナーが初めて議長を務めた。

セ・パが交互に座る円卓スタイルを導入。同オーナーは「大阪のG20でもそうだったが、円卓の方が議論が活発化する」と世界の首脳の流儀にならった。また楽天、巨人、阪神、オリックスの各オーナーに斉藤コミッショナーを加えたメンバーで「小委員会」を作ることが承認された。5月にオーナー懇話会が開催され、ビジネス拡大や野球振興について複数の提案が挙がり、今後は小委員会で具体化へ話を詰めていく。議事録も取らない形でのオーナー会談開催の方針も示し「ざっくばらんに胸襟を開いて話しましょうと。できれば今年中にもう1回、行いたい」と意欲的だった。