阪神が連敗を4で止めた。延長11回、ベンチスタートで守備から出場していた近本が左中間に二塁打を放ち、守備のミスに乗じて三塁へ。糸原の右翼への犠飛で勝ち越しに成功した。

矢野燿大監督の一問一答は以下の通り。

-近本は先発を外れた

どっちにしろ試合には使っていく選手。今日みたいに途中からもそう。(植田)海とチカはそういう武器がある。これからも使っていく。(延長10回の守備で)中継プレーもチカが無駄のないボールまでの位置に行ってポン(上本)もしっかりやってくれたのも大きかった。そういうのは勝てた要因じゃないかな。

-勝利の意味はどうか

連敗しているし、いま、うまくいってないから、重いのは重い。これだけ接戦のなかで投手も使って結果的に勝てたのは大きい。逆にこれでやられてるとダメージはデカかった。ドリスもジョー(北條)もミスが出たけど、勝てたことで。それでよしとは全然、思ってない。改善していかなあかんけど、チームにとってもそういうミスがあった選手にとっても救われる部分。俺的にはかなり大きい。

-打線の組み替えは

うまくいって機能したとはまったく思っていない。普段出ている人はベンチから試合を見たとき、違う感情だったり、違うモノが見えたりすると思う。それやったら1回、ちょっと思い切って変えた方が。目に見える結果が出てくれたらいいのも、もちろんありながら、外から見てどうなるかを感じてくれたらいい。