本塁打競争2日目/優勝は鈴木誠也

プロ野球オールスター第2戦 全セ対全パ 決勝で吉田正尚に勝利しホームランキングに輝いた鈴木誠也(撮影・上田博志)
プロ野球オールスター第2戦 全セ対全パ 決勝で吉田正尚に勝利しホームランキングに輝いた鈴木誠也(撮影・上田博志)

セの出場者は筒香嘉智(DeNA)鈴木誠也(広島)

パの出場者は山川穂高(西武)、森友哉(西武)

<決勝:吉田正3-5鈴木>

吉田正3本。序盤2本も後半伸び悩み1本

鈴木5本。序盤で軽々と3本とし4本目はセンターへ運び優勝決定。レフトにおまけの5本目を運んだ

全セ対全パ ホームラン競争に出場する広島鈴木(撮影・前田充)
全セ対全パ ホームラン競争に出場する広島鈴木(撮影・前田充)
ホームランダービーに出場するオリックス吉田正尚(撮影・清水貴仁)
ホームランダービーに出場するオリックス吉田正尚(撮影・清水貴仁)

<準決勝:筒香4-5鈴木>

筒香4本。序盤3本と稼いだが後半は1本

鈴木5本。軽々と4本放ち、5本目をバックスクリーンへ運び決勝進出


<準々決勝第2試合:鈴木4-3森>

鈴木4本。投手は菊池

森3本。投手は源田。30秒で右翼に1本目もわずか1本及ばず敗退

全セ対全パ ホームラン競争に出場する西武森(撮影・前田充)
全セ対全パ ホームラン競争に出場する西武森(撮影・前田充)

<準々決勝第1試合:筒香6-6山川>

筒香6本。序盤苦戦するもライトスタンドへ次々とたたき込んだ

山川6本。残り数秒で6本に追い付く破壊力!

戦いは1分間の延長戦へ

筒香5本

山川2本。2本目はバックスクリーンへと運んだが及ばず、筒香の勝利

プロ野球オールスター第2戦 全セ対全パ ホームランダービーに出場する西武山川穂高(撮影・清水貴仁)
プロ野球オールスター第2戦 全セ対全パ ホームランダービーに出場する西武山川穂高(撮影・清水貴仁)
ホームランダービー組み合わせ
ホームランダービー組み合わせ

■吉田正が決勝進出/本塁打競争・球宴第1戦詳細

本塁打競争1日目/決勝進出は吉田正

セの出場者は村上宗隆(ヤクルト)、坂本勇人(巨人)

パの出場者はレアード(ロッテ)、吉田正尚(オリックス)


<準々決勝第1試合:坂本勇4-2レアード>

最初の打者は坂本勇。投手はなんと巨人岡本。緊張の面持ちでマウンドへ。

呼吸が合わないのかなかなかスタンドに届かず。たまらず坂本勇が「低く低く」と岡本にジェスチャー。

40秒過ぎに左翼席へ1本目を放つとじょじょにペースアップ。計4発を放つ。


後攻はレアード。

1分過ぎにようやく1本。なかなか打球が上がらない。ラスト1球を意地で左翼席へ運び計2本。

坂本勇が準決勝進出。


<準々決勝第2試合:村上4-5吉田正>

最初の打者は村上。

10秒過ぎに早速右翼席へ1本目。

80秒過ぎに右翼へ看板直撃の特大弾。スタンドがどよめく。その後3本目、終了間際にも右翼へ看板直撃の4本目を放つ。


後攻は吉田正。

20秒過ぎに右翼席へ1本目。立て続けに2本目。小柄ながら豪快なスイングにスタンドがわく。

その後も順調に本数を伸ばし、80秒過ぎに5本目を放ち勝利を決めた。


<準決勝第1試合: 坂本勇3-4吉田正>

最初の打者は坂本勇。再び岡本とのコンビ。

15秒で左翼へ1本目。看板直撃弾を放つと立て続けに2本目。残り40秒で左翼席最上段へ特大の一撃。計3本。


後攻は吉田正。

わずか5秒で右翼席へ鋭い一発。その後ハイペースで量産。わずか30秒でスイングした4球を全てスタンドへ運び計4発。圧巻のスイングで決勝進出を決めた。

■決勝進出を決めた吉田正コメント 「バッティング投手の方がとても打ちやすくて、思い切りスイングできた。このあとの試合でもホームランを打てるように頑張ります」


<ルール>

ファン投票で選出されたセ・パ4選手ずつが出場(パは柳田が辞退し、森が出場)。6月30日までに7本以上、もしくは昨年公式戦で15本以上本塁打を打っている選手が対象。オールスターの試合前に、2試合を通したトーナメント方式で対戦する。優勝賞金100万円。2分間の球数無制限で本数を競う。同点の場合は1分間延長。さらに同点の場合は投票数上位の選手が勝ち上がる。