1軍再昇格を目指している日本ハム吉田輝星投手(18)が、プロ入り最多の101球を投げ、5回1失点と好投した。2回2死満塁、5回1死満塁と、走者を背負う展開は続いたが、2回はヤクルト坂口を一ゴロ、5回は浜田を遊併に仕留めた。失点は3回に畠山に浴びた中前適時打の1点のみ。最速144キロの速球と、スライダー、ツーシームなどのコンビネーションで、2軍戦では初めて、勝利投手の権利を持ってマウンドを降りた。

吉田輝は1軍で2試合に登板。6月12日の広島戦(札幌ドーム)では初登板初先発初勝利を挙げたが、腰の張りもあって球宴前に2軍に降格した。復帰はフレッシュ球宴の舞台で1イニング。その後、今月20日の2軍DeNA戦(鎌ケ谷)で公式戦に復帰し、3回5安打3失点だった。