今秋ドラフト候補に挙がる日本通運・諸見里匠内野手(24)が2安打2打点を記録した。

まずは2回1死一塁で、鷺宮製作所・平川から左前打。内角142キロに反応し、内野の頭を越えた。好機を広げ、得点につなげた。

さらに、6回無死一塁では、及川から左越えに2ラン。カウント1-1からの3球目、スライダーを捉えた。

遊撃守備に定評があるが、バットでも存在感を見せた。「体が前に突っ込んで、8月は状態が良くなかった。突っ込まないよう気を付けて、持ち味の積極的な打撃ができました」と振り返った。2回の左前打は初球。6回の打席も初球から振っていった結果だった。