四国IL・徳島が12日、阪神2軍と練習試合を行い、プロ注目の最速148キロ右腕、上間永遠(とわ)投手(18=柳ケ浦)が先発した。

NPB9球団が視察したが、当初予定していた1回を投げきれず、1/3回を2安打3失点、直球の最速も140キロと精彩を欠いた。9月上旬に発症した右肘の炎症の影響もあり「思うような投球ができなかった」。プロ志望で「スカウトさんも見てくれていた。いちかばちか全力で投げて打たれたら仕方ない」と本来の力とはほど遠い出来に唇をかんだ。

同じくプロ注目の最速149キロ右腕、森祐樹投手(22=日本経済大)も6回から登板し、1回を2安打1失点で最速は148キロをマーク。「押せるところは押せた」とプロ相手に収穫を口にした。